平成22年12月29日

【塀重門】竣工奉告祭ならびに清祓式

平成22年12月27日午前11時より竣工奉告祭ならびに清祓式が執り行われました。

ご存じの方も多いかと思いますが、晴明神社は平安時代に安倍晴明公が京都で御活躍の頃お住まいになっていた住居跡に創建(1007年)されました。小説や映画、マンガなどでご存知の方も多いかと思いますが、安倍晴明公には数々の伝説や逸話があります。

晴明公が雑用をさせていたという式神(陰陽師が使う精霊)の存在もそのひとつ。門の開け閉めも式神が行っていたそうですが、その姿は誰も見ることはありませんでした。人の目からは、門がひとりでに開いたり、閉ったりする様に映ったというお話です。

しかし、晴明神社の神職が式神を使えるわけではございません。構想から約5年、現代のテクノロジーを駆使し、関連業者の協力を得てかつて例のない木製電動扉を実現することができました。

現代は電動式ですが、扉が開く様子は平安時代のその当時と同じはずです。千年前に思いをはせていただければ幸いです。

ご参拝の皆さまにはご迷惑をお掛けしましたが、無事に完成致しましのでここでご報告させて頂きます。

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